立教大学の英検利用方法一覧 | 英検スコアと点数は?
2021年の入試から立教大学は独自入試をなくしたい意向を見せ、英検などの外部試験を英語の試験として置き換えることを発表しました。
今後英語の試験がなくなり、英語の試験が外部試験になっていく立教大学ですが、外部試験に置き換えるが故に、使い方の種類がかなり細かくなっています。
今回は2022年度の入試での英検®︎の利用方法について説明いたします。
共通テスト利用で英検を使う
共通利用では、共通テストの成績で合否が判断されますが、英検などの外部試験を提出することで、英語の点数の最低保証点をもらうことができます。
例えばあなたが共通テストの英語の点数が「145点」だったとしましょう。そのまま提出されればこの点数が採用されますが、英検でCSE2195を取得していたとしたら、「170点」相当の点数が保証されます。当然この場合、あなたの英語の点数は「170点」と扱われます。
逆に、共通テストで「180点」と取ったとします。その場合は英検のスコアを提出していたとしても、点数が高い方の「180点」が採用されます。
■注意
英検®︎と保証点の換算においては、画像に記載したものはあくまで目安であり、実際とは異なるものです。さらに画像の記載では、85%(CSE2195)までしか記載がありませんが、その下も細かく設定されているようなので、点数が低いからといって提出しないのは損です。
みなし点と共通テストで高い方を採用してもらえるのだから、提出しておいて損はありません。必ず提出しましょう。
一般選抜で英検を利用する
一般選抜では、当日の英語の試験を受けない代わりに、英検®︎などの外部検定試験の成績を英語の成績とする形を採用しています。
他大学との違いは、英検®︎のスコア(CSEスコア)と入試点との換算表がないことです。
他の大学であれば、自分の英検の成績で当日の英語の試験が何点くらいに換算されるのかが事前にわかります。
立教大学では出願締め切り後にすべての受験生のスコア・得点に対して統計的処理を行うため、入試前に自分の英語の点数を知ることができません。
今後も方向性は変わりませんので、過去に外部検定を利用した受験生のデータをもとに、換算表を作っていきたいと思います。
推薦試験で英検を利用する
やはり英語に力を入れている大学なだけに、出願資格はかなり厳しいですが、倍率は高くないため、この英検®︎の基準を満たした学生にはチャンスがあるのではないでしょうか。
英検®︎の成績が「規定なし」になっている学科もありますが、それは英検の成績もランキング化し、専攻項目に加えるためです。
出願資格の点数(CSEスコア)が定められている学科に関しては、基準以上のスコアを有してもそれほど選考には影響しないでしょう。そのため、英検®︎以外での武器が必要になります。
以上が『英検が使える大学』立教大学編です。
『大学入試での英検®︎の活用方法』については>>>>👇こちらをご覧ください👇
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