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英単語帳タイプの選び方と使い方(発信型編)

英語学習には欠かせない教材の単語帳ですが、大きく分けると4種類のタイプがあります。今回はその1つの『発信型』の紹介をします。
単語帳の4つのタイプについては、別の投稿で説明していますので参照してください

【発信型の単語帳】

  • 「スピーキングで使えるフレーズを増やしたい」「4技能をバランスよく伸ばしたい」人にはピッタリの単語帳
  • 見出語の使い方を学べる最小の単位(フレーズ)で例文が作られている
  • フレーズごと覚えることで、単語の使い方を身につけることができ、最もバランスよく4技能を高めることができるタイプ
  • 最近は見出し語の意味だけでなく、派生語も収録されているものも多い。
  • 他の単語帳タイプとのハイブリッドバージョンも多く、4技能をバランス良く高めるのに最も良い単語帳です。

(代表作:英検パス単シリーズ、大学受験よう単語帳のターゲットシリーズ)

 このタイプの単語帳は、種類が少ないため、レベル選びは苦労しないと思います。

■フレーズで覚える

 このタイプの単語帳の目的は、「使い方」を覚えることにあります。単語だけ覚えるのではなく、フレーズで覚えるようにしましょう。

(例)

単語: translate 「~を翻訳する」
★フレーズ:translate a book into English 「 本を英語に翻訳する」
例文:I translated a Japanese book into English yesterday.

 単語は例文ごと覚えるのが望ましいですが、「translate」の使い方だけを覚えるのが目的であれば、フレーズで十分です。例文で覚えるよりも、情報が少ないため、短時間で覚えることが可能となります。

■使い方の説明をきちんと読む

 上記の「translate」のように、前置詞「from」を伴う使い方を、フレーズで覚える前に学んでおくことで、より短時間で覚えることが可能になります。繰り返しになりますが、ただの暗記ではなく使い方を学ぶことが目的です。使い方の説明を読んだ上で、フレーズを暗記すれば、その効果は何倍にもなります。

■4技能で応用する
スピーキングやライティングといったアウトプットに応用できることは想像できると思いますが、リーディングやリスニングでも応用できます。

上記の「translate」がリーディングやリスニングで出てきた場合、その後に続くものは、「翻訳するもの」+「from」+「言語」という順番がわかっているので、理解のスピードがまるで変わってきます。

1冊終えた時、自分の解釈力がスピードアップしたことを体感できるでしょう。

【トレーニングについて】

発信型の単語帳では、
①ショートシャドーイング
ブランクリーディング
クイックリスポンス
ができます。

それぞれのトレーニング方法とその効果については、別の投稿にありますので参照してください。

サイトトランスレーションについて

長文型の単語帳その使い方

文脈型の単語帳とその使い方

連想方の単語帳とその使い方

■単語帳選びでは、背伸びをしない
 知らない単語を覚えるというよりも、これまでに覚えてきた単語の「使い方」を身につけるために使うことをお勧めします。文脈型同様、知らない単語が多すぎると、使い方を覚えるまで時間がかかるので、背伸びをしない選び方をしましょう。

インスタグラムでも紹介していますので、役に立ったと思ったらフォローよろしくお願いします。

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