入試で英検®︎が利用できる大学シリーズ(使い方編)
2022年入試において、94%の大学が英検®︎などの英語外部検定を何らかの方法で入試に導入しています。
文科省からも、令和4年度の入試から国立大学や共通試験においても何らかの方法で外部検定を導入すると発表されています。
このように、大学受験において、4技能(話す・書く・聞く・読む)外部検定の需要は年々高まりを見せ、導入率100%も夢ではなくなりました。
今後このシェア率が覆ることは考えにくいので、どの外部検定にすれば良いか迷った場合は、英検®︎を選んでおけば幅広く入試で活用できそうです。
今回は、英検®︎を含む外部検定が、入試でどのように利用されるのか例を用いて画像にまとめました。
大学入試での英検の利用方法
◾️出願資格
推薦入試や、外部検定試験利用入試などへの出願資格として扱われます。出願資格になっていた場合は、その入試方法に申し込む条件になっているため、クリアできなければ申し込むことができません。
※出願資格は複数ある場合があるため、外部検定試験(英検)以外の条件がないか受験する大学のホームページをよく読んでおきましょう
◾️加点制度
級やCSEスコアに応じて、英語の試験に加点をする制度です。加点される場合は、持っていれば他の受験者に差をつるチャンスですので、必ず規定のスコアを取っておきましょう。
◾️保証制度
当日に英語の試験を受験しますが、万が一点数が低かったとしても、規定の級やCSEスコアを持っていれば、それらに合わせた最低保証点が設けられている制度です。
例えば、英検2級(またはCSE1980)を持っていれば、80点保証してもらえるとしましょう。
その場合、当日の英語の点数が79点以下でも、80点として扱ってもらえる制度です。
さらに、この制度の良いところは、当日の入試点が保証点を上回っていれば、当日点を採用してもらえるところです。
あまり受験者同士の差ができにくいというデメリットもありますが、受験者からすれば安心して受験できる制度です。
◾️置き換え
当日の英語の試験がなく、外部検定試験(英検®︎)の成績が英語の成績として扱われる制度です。大学によっては『外部検定試験利用入試』という名前にしているところもあります。
大学によって、CSEスコアと入試点との換算表が細かくなっていることがあるため、あらかじめ目標の点数を把握しておきましょう。
立教大学では、全国で最もこの方法を採用している大学ですので、受験を希望する場合はよくその制度を把握しておきましょう。
『立教大学での英検の活用方法』については👇こちら👇
英検には点数がある?
まず、英検®︎を受験する上で考えなければいけないポイントが2つあります。
- 合格レベル
- CSEスコア
です。英検®︎を受験するのですから合格したいのは当然です。ですが大学受受験を視野に入れると、合格よりも重視したいものがあります。
それが『CSEスコア』です。これは英検®︎の点数のことです。
多くの大学ではこの点数を元に基準を設けています。
そのため「英検®︎に合格はしたけど、志望大学のCSEスコアの基準が足りない」、「英検®︎に合格はできなかったけど、志望大学のCSEスコアの基準は超えていた」などの現象はよくあることです。
※『英検®︎CSEスコアの対策と計算方法』については👇こちら👇
まずは各大学の基準を調べる
大学によって英検®︎の基準が変わるため、まずはどのくらいの点数が必要なのか調べる必要があります。
もちろん点数が高いに越したことはないですが、受験は英語だけで決まるわけではないため、目標の基準を超えているならば、他の教科に時間を費やした方が効率が良い場合もあります。
今後、各大学が入試でどのように使用しているのかを投稿していきますのでよろしくお願いします。
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