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英単語帳タイプの選び方と使い方(連想型編)

英語学習には欠かせない教材の単語帳ですが、大きく分けると4種類のタイプがあります。今回はその1つの『連想型』の紹介をします。

単語帳の4つのタイプ』については、別の投稿で説明していますので参照してください👇

【連想型の単語帳】

「スピーキングやライディングでワードチョイスに失敗したくない」

「単語の正しいTPOを覚えたい」

人にはピッタリの単語帳!!

 このタイプの単語帳は、イメージや図で単語のニュアンスまで説明されているのが特徴です。

文字だけの説明ではないので、他の単語帳では刺激できない右脳を刺激し、記憶に定着しやすいメリットもあります。

特に日本人が使い方を間違えやすい代名詞や前置詞、冠詞がイメージで覚えることができます。

派生語も多く、一つの原型の単語を覚えたら、その単語から派生する別の単語も覚えることがでるのも魅力です。

(代表作:DUOシリーズ、鉄壁)

このタイプの単語帳は数が少ないのが残念なところですが、使いこなせれば、最も速く単語を覚えることができる単語帳です。

メリット

  • イメージで学習できるため、右脳を刺激してより記憶に残りやすい
  • 派生語が多いので、覚えた単語に結びつけてさらに多くの単語を覚えることができる

デメリット

  • ニュアンスや単語の知識を覚える以外のトレーニングは一切できない
  • ある程度のレベルの学習者でないと使いこなせない
  • 単語帳の種類が少ない

■英検2級レベルになってから使うことがおすすめ

 DUOシリーズに関しては、新出語彙を覚えるために使うより、学習してきた単語のニュアンスや知識を深めるために使うことをおすすめします。

 鉄壁は派生語をとても多く収録しているので、新出語彙を増やすことに長けています。

さらに、記憶というのはすでに覚えたことに結びつけて新しいことを覚えることで強固になります。その原理を応用したのが鉄壁です。まさに東京大学の受験生に相応しい単語帳ですね。

 ただ、どちらの単語帳も英検2級程度の実力がなければ使いこなすことはできないでしょう。

 鉄壁においては、「難関大学を受験する」からといって、自分のレベルを無視して取り組めば、結果には結びつかず、時間を無駄にしてしまうことも少なくありません。

 現に鉄壁のネットでの評価は決して高いものではありません。その原因が、使いこなせるレベルになっていないにもかかわらず手を出してしまい、結果に結びつかなかったことが考えられます。

【トレーニングについて】

連想型の単語帳では、

①覚えた単語で例文を作る

 単語の使い方やニュアンスを覚えたら、その単語を用いて例文を作ることで、さらに記憶を強固なものにすることができます。

②原型の単語から派生語のマップを書く

 ブレインストーミングをするような感じで、原型の単語の派生語を書き出していきます。派生語の意味も一緒に書き出すと効果があがります。

例)         misread 

                   |

reading – read  – readable 

                   |

                reader

【他の単語帳タイプ】

 他の単語帳の特徴に興味を持っていただいた方は、下記もチェックしてみてください。

『長文型』の単語帳とその使い方

『文脈型』の単語帳とその使い方

『発信型』の単語帳とその使い方

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