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ライティングを強みに中2で英検準1級に合格!!

今回は、つくば市にお住まいのお客様です。

これまで苦手としていたライティングに力を注ぎ、全ての技能で合格レベルをクリアし、中学3年生で英検準1級に合格しました。

自分が書いた文を何度も訂正され、苦しかったと思いますが、それに耐えてくれた結果見事目標級に届くことができました。

何を書けば良いかわからなかったライティング

英検®︎のライティングは準1級からエッセイになります。2級まではただ単に理由を書ければオッケーでしたが、準1級からは違います。問題にも“Write an essay”と書かれている通り、ただ単に理由を書けば良いという訳ではないのです。

今回のお客様も同様に、最初はただ理由を書いているだけでした。

準1級にチャレンジしようと思った時に、実はこの『エッセイの書き方』がわからずにライティングをしてしまう人が多いんです。

まずはパラグラフライティングから

パラグラフとは段落のことです。エッセイではintroduction, body, conclusion3種類のパラグラフがあり、このパラグラフごとに書く内容やルールが決められています。

今回も各パラグラフの書き方を学んでもらい、その後はパララグラフごとに何度も書き直しを行いました。このパラグラフライティングをやったことがない人にとってこの形式に慣れることはとても大変です。何度もやり直しをさせるのも、1度や2度書いたからといって身につくわけではないからです。

何度も指摘と直しを繰り返し行うのはメンタル的にもきついものがあります。なんせ自分が「これなら大丈夫」と思って提出した文が「違います!」と言われてしまうわけですからねw

ただ、私は不合格になり続けるよりは100倍マシだと考えています。

パラグラフライティングからフルエッセイへ

パラグラフごとに書けるようになったら、次はついにエッセイライティングを1〜100まで書けるようにします。

「パラグラフごとに書けるようになったんだからもう必要ないんじゃないの?」

と思う方もいるようですが、なんと各パラグラフが書けても、今度は全体の首尾一貫生が伴わなければダメなんです。つまり次は文全体の首尾一貫性を意識しながらのパラグラフライティングになるわけです。

このプロセスも何度も行いようやくエッセイが書けるようになるんです。

いかがだったでしょうか?準1級からは技能1つとってもこれだけの労力がかかるんです。

スピーキングは過去問を完璧に

どんな問題にも言えることですが、当日にどんな問題が出てくるのかは誰にもわかりません。そしてその初見の問題で高得点を出さなければいけないのです。

ただスピーキングにおいては、形式、問われる内容が過去問と重複していることはよくあります。「過去問と同じようなことを聞かれた」という経験をした人は少なくないんです。

でも過去問をやっても同じような問題が当時に出なかったら意味ないじゃん

確かに一理あります。ただ、何度も目を通せる過去問ができない人に、初見の質問に答えられるでしょうか?

過去問は何度もチャレンジすることができます。何度でもできる問題が完璧にできない人が、「初見なら完璧に解けるなんてミラクルは起きません

形式が同じである以上、何度も過去問を繰り返し、自分が使いやすい言い回しを完璧にマスターすることが初見の問題をクリアする1番の近道です。今回のお客様にも過去問を買ってもらい、それを自分のオリジナルの答えでスラスラと言えるようになるまで何度も練習してもらいました。

普段からのアウトプット練習が基礎

当たり前ですが、試験1ヶ月前だけ上記のことをやったからいって合格できるわけではありませんし、身につくわけでもありません。今回のお客さまはこれまでにアウトプット活動を沢山行っていました。それが基礎となっていたので、エッセイやスピーキングに対応することができました。

英検上位級はそんなに甘くはありません。

普段からアウトプットするトレーニングを行っていなければ高度なライティングはできませんし、スピーキングで自分の言いたいことを瞬時に英語に直すこともできません。普段のキャッチボールがろくにできない人が野球の試合でうまくいかないのと同じことです。

上位級に合格したいなら、難しい単語の日本語ばかり覚えるのではなく、文法や単語を「使う」練習をすることが一番の近道になるのです。

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