朝起きてすぐにコーヒーを飲む習慣の『落とし穴』
最近は朝活のために、早朝にコーヒーを飲む人が増えてきました。スターバックスでも早朝から入店する人が多いのはこのためです。
コーヒーには脳を活性化させるカフェインが多く含まれています。カフェインを取ることで、一時的ではありますが記憶力を上げることもできます。まさに勉強や仕事の効率を上げるアイテムとしてこれ以上のものはないでしょう。
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その一方でデメリットも存在します。適量以上を摂取すれば、カフェインに耐性ができてしまい、その効果を十分に得ることはできません。さらに、睡眠時にまで体の中にカフェインが残っていると、睡眠の質に影響し、次の日の脳の働きが悪くなります。
これらのことは、多くの方が知っています。
しかし、コーヒーは朝飲む時間を間違えると、脳率を上げるどころか、下げることに繋がってしまうのもご存知でしょうか。
今回は朝のコーヒー習慣の落とし穴について説明いたします。
◾️朝は脳を活発にするセロトニンを分泌
朝起床してからすぐに、体や脳を起こすためにセロトニンが分泌されます。このセロトニンの量で1日の脳の活性率が左右されます。
セロトニンは夜になると睡眠の質を高めるメラトニンに変化します。メラトニンの量が多ければ、それだけ睡眠の質が高まり、翌日の脳の状態もよくなります。つまり、多くのメラトニンを得るためには、朝に多くのセロトニンを分泌させなければいけないわけです。
◾️カフェインはセロトニンを抑制する
しかし、カフェインはセロトニンの分泌を妨げてしまします。セロトニンのほとんどは朝の起床から60~90分間で分泌されます。この時間内にカフェインを摂取してしまうと、脳を活発にさせ、夜メラトニンに変わるセロトニンの分泌を抑制してしまうのです。
◾️正しいコーヒーの飲み方
上記のことから、毎日コーヒーを飲む習慣のある人は、次のことに気をつけましょう。
①1日コーヒーは2杯まで
②寝る4時間前は飲まない
③朝起きてから90分後の飲む
以上のことを気をつけて、効果的にカフェインの力を利用しましょう。
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