大学受験入門の定番『ターゲット1200』のレベルと使い方
大学受験では最もポピュラーな単語帳シリーズ『ターゲット』。歴史も長く、何年も受験生から愛されてきました。今回紹介するのはシリーズの下から2番目に優しいレベル(1200)の紹介です。
文脈型のパイオニアと言われるターゲットは大学受験でもとても役立ちますが、英検やTOEICの基礎を作るのにもとても有効です。
■ターゲットの特徴(文脈型)
文脈型の単語帳
左ページに見出語と、その意味と派生語が書かれており、右ページには、その見出語を用いた例文がある。
例文は、見出語が文脈の中で意味を推測しやすく工夫されています。
中には受験で出題された文を用いている場合もあり、難解な例文も存在するので、文法知識が乏しい学習者にとっては難しいでしょう。
派生語が充実していて、収録語彙数も多いので、1冊を終えた後の語彙力はかなり飛躍しています。
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◾️ターゲット1200のレベル
最低英検3級を取得してから手に取りたい。おすすめは準2級を取得してからが良いでしょう。
◾️メリット
- 様々な文法が例文に使われている
- 見出語が推測しやすい例文になっている
- 見出語の派生語が充実している
- アプリと連携して使用できる
◾️デメリット
- ストーリーがないため長文読解、リスニング対策に向かない
- 熟語が少ない
- 収録語が多いため、1周するのに時間がかかる
- 改定されると前の音声をダウンロードできなくなる
◾️トレーニング
①スペキュレイション(文脈から見出語の意味を推測する)
いきなり覚えてしまう人がいますが、それはとてももったいない使い方をしています。どんなテストを受けようと、知らない単語は必ずあります。本番ではその単語を文脈の中で推測して読まなければいけません。
ただ、日々トレーニングをしていないと、この推測力は身につかないのです。『文脈型』と言われる単語帳はまさにこの能力を高めるのに打って付けです。まずは、例文の中で、見出語の意味を推測できるようになってから覚えるようにしましょう。
②ショートシャドーイング
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