『システム英単語シリーズ』(Basic)のレベル
今や発信型の単語帳の代名詞と言っても過言ではない『シス単シリーズ』
その入門編である『Basic』
昔はレベルがひとつしかありませんでしたが、今では
- 中学版システム英単語
- システム英単語Basic
- システム英熟語
- システム英単語
とシリーズを増やしてきました。
【シス単シリーズの特徴】
発信型の特徴である、見出語の使い方がわかる最小の単位『フレーズ』を覚えることで、語彙力だけでなく英語力も高めることができます。
元祖発信型の単語帳と言われた「英単語ピーナッツシリーズ」では、見出語の説明がないという欠点がありましたが、『シス単シリーズ』では、『文脈型』の特徴を取り込み、その欠点を十分に補っています。
【『フレーズ』について】
『フレーズ』というのは、見出語の使い方がわかる最小の例文のことです。例文を覚えるとなるとかなりハードルが高く、「見出語を覚える」という目的からすると無駄も多くなります。そこで、その目的をダイレクトに無駄なく解決するのが『フレーズ』になるわけです。
例) 見出語 concentrate (自)動詞 「集中する」
フレーズ concentrate on my work 「自分の仕事に集中する」
通常 concentrate「集中する」は「〜に」としたい場合 “on” を置かなければならず、受験や英検でも “on” の部分が空白になったりもします。
単語の意味だけ覚えたとしてもこれは答えられないでしょう。
さらに、スピーキングやライティングとなると、単語の使い方を知らなければ、間違った表現を使ってしまい、点に結びつけることができません。
単語は意味だけでなく使い方まで覚えなければ、英語力を高めることができないのです。
【メリット】
- フレーズを覚えることで、見出語の使い方身につける事ができる
- 見出語の説明や派生語が詳しく載っている
【デメリット】
- 文章がないので、長文やリスニングの対策はできない
- 例文が完全な文でないため、文脈の中で見出語の意味を推測するトレーニングができない
【トレーニングについて】
まずは赤シートでブランクリーディングをできるようにしましょう。
②クイックリスポンス
次にそのフレーズでサイトトランスレーションを行います。フレーズで行う場合は、「クイックリスポンス」と言います。
【発信型の効果】
発信型なので、ライティング、リーディングをダイレクトに高めることができますが、実は単語の認知力を高めたり使い方も覚えることができるので、リーディング、リスニングの力も高めることもできます。
実は4技能を最もバランスよく高めてくれる単語帳なんです。
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