大学受験では定番の単語帳『ターゲット1900』のレベルと使い方
大学受験では最もポピュラーな単語帳。歴史も長く、何年も受験生から愛されてきた。
ただ、文脈型のパイオニアと言われるターゲットは大学受験でもとても役立ちますが、英検やTOEICの基礎を作るのにもとても有効です。
【ターゲットの特徴】(文脈型)
左ページに見出語と、その意味と派生語が書かれており、右ページには、その見出語を用いた例文がある。
例文は、見出語が文脈の中で意味を推測しやすく工夫されている。
例文も入試で使われた難解な例文も存在するので、文法知識が乏しい学習者にとっては難しい。
派生語が充実していて、収録語彙数も多いので、1冊を終えた後の語彙力はかなり飛躍している。
【本書のレベル】
難関の大学の入試対策まで行える単語帳ですので、後半のレベルは高校級の単語が並びまます。最後の200個は英検凖1級の語彙問題にも出題されるものも多くあります。
【メリット】
- 例文に受験で必要な文法が織り交ぜられている
- 例文の中で見出語が憶測しやすくなっている
- 見出語の派生語が充実している
- アプリと連携して使用できる
【デメリット】
- ストーリーがないため、長文読解、リスニング対策には使えない。
- 熟語が載っていない
- 1周するのに時間がかかる
【トレーニング】
①文脈から見出語の意味を推測する
いきなり覚えてしまう人がいますが、それはとてももったいない使い方をしています。どんなテストを受けようと、知らない単語は必ずあります。本番ではその単語を文脈の中で推測して読まなければいけません。
ただ、日々トレーニングをしていないと、この推測力は身につかないのです。『文脈型』と言われる単語帳はまさにこの能力を高めるのに打って付けです。まずは、例文の中で、見出語の意味を推測できるようになってから覚えるようにしましょう。
②ショートシャドーイング
見出語の発音記号を確認し、例文のシャドーイングをします。短文ですが、文の中で見出語を聞き取れるようになるために大事な過程です。
別の投稿でやり方を動画で載せていますので参照してください。👇
@bridgest.english
『文脈型の単語帳』については他の投稿で解説していますのでご参照ください。他のタイプの単語が気になる方は、他の投稿もチェックしてみてください。
インスタグラムでも紹介していますので、役に立ったと思ったらフォローよろしくお願いします。