念願の【英検準1級】に80%の得点率で見事合格!!
今回のお客様はつくば市にお住まいの高校3年生です。
受験に集中する夏休み前に見事英検準1級に合格することができました。大学受験では英検®のCSEスコアが英語の点として換算されるため、英検準1級で80%の得点取れるようになるまで頑張りました。
最も力を入れたリスニング
このお客様は幼少期からピアノをやっていたと入会当初聞いておりました。そこで他の学生より耳が良いと仮定し、リスニングを武器にしようと決めました。
私の仮説通り、音声認知力を上げるトレーニングを何度も行った結果、リスニング力を大幅に上げることができました。もちろん本人の継続した努力の結果があって初めて成り立つものでした。
リスニングの鍵は発音
発音は英語力を向上させる重要な要素です。正しく単語を発音できなければ、スピーキングで相手に誤解を与えてしまったり、何を言っているのか理解してもらえない場合もあります。
さらに、自分の発音とリスニング音声とで違いがあればあるほど、リスニングが聞き取れなくなります。リスニングが苦手な方は、聞き取りが苦手なのではなく、そもそも正しい発音を知らないのです。それに気が付かず、ひたすらリスニングをしている学習者をたくさん見てきました。
当社では発音記号を完璧にマスターし、単語を全て正しい発音で覚え直してもらうことから始めています。「学力」である程度のレベルまで来てしまった方が苦労する理由がここにあります。まず、でたらめな発音で覚えてしまうと、それを修正するのに一から覚えるよりも時間がかかります。でたらめに発音してきた期間が長いため、どうしてもその癖が抜けなくなるんです。
英検でのリスニングルールを知りたい方は、下記のリンクから公式ラインに登録することで、解説動画を視聴することができます👇
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何度も書き直したライティング
ライティングにおいては、まずエッセイの書き方を基本から学んでもらい、何度も短い文章で練習を行いました。やがてエッセイの書き方に慣れてきたタイミングで、英検準1級のテーマを用いてライティングの練習をしました。
最初は、全部を書くのではなく、イントロだけ、理由だけ、のように段落に分けて練習を行いました。それが慣れてきたタイミングでフルエッセイを書くトレーニングに移りました。
最終的に英検®のライティングテーマ10個分のエッセイを何度も書き直してもらいました。何度も指摘を行いながら書き直しをしてもらったので、苦しかったと思いますが、持ち前の明るさでなんとか乗り切ってくれました。
語彙力はアウトプットを中心に
英検準1級では高度な語彙力が求められます。そのため、語彙問題で高得点を取ろうと思ったら、パス単で学習することが求められますが、私はそれを避けました。なぜかといえば、英検®は単語テストではないからです。英検®にはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングがバランスよく配分されています。
1次試験においてはスピーキングを抜いた3技能がバランスよく得点化されます。語彙問題など全体からすると18%ほどです。それよりも残りの大きな割合を占める『英語力』を高めることに時間をかけた方が効率的です。パス単で語彙力をつけることも大事ですが、それに時間をかけてしまうと、残りの大きな得点源を失う結果にもなるんです。
そのため、語彙力はスピーキングやライティングで使えるようにアウトプットを目的としたトレーニングを行い、パス単は試験の直前のみ行うことにしました。
結果、リーディングの語彙問題では半分ほどしか取れていませんが、全体として80%の得点を取ることに成功しました。
英検準1級を大学受験に
今回英検準1級を取れたことで、大学受験をかなり有利に進めることができるようになりました。私立大学では英語の試験が満点扱いとなり免除されます。国立大学では英語の点数で加点があります。いづれにせよ、他の受験者よりも合格の可能性をグッと高めることができました。
目標とする大学への合格に向けてこれからも頑張ってほしいです。